知っておいた方が良い株の知識

ニッカウイスキーや東光に投資するなら親会社株を買う

好きな商品があったりしてなじみがあり、もし投資をするならその会社の株を買ってみたいと思ったとしても、その会社が上場していなければ一般の人は株を買うことができません。その場合は他の方法を考えることになります。例えばニッカウイスキー(正式にはイはヰ)は、最近ドラマでも注目されましたので、ぜひ投資してみたいですが、上場していません。ニッカウイスキーは実は以前は上場企業だったのですが、15年ほど前に当時筆頭株主だったビール会社の完全子会社となったのです。完全子会社とは、親会社が全株式100パーセントを持つもののことで、つまりその時点で上場廃止になります。さらに、そのビール会社は現在持株会社になっていますので、ニッカウイスキーが好きで投資したいという人は、現在上場しているその持株会社に、ということになります。東光はコイル大手で、特にメタルコイルに特徴があります。コイルというのは銅線をぐるぐる巻いたものですが、電気製品や自動車などになくてはならない部品です。東光のコイルは特に自動車とスマートフォンに使われてきましたが、東光の部品を多く用いてきた海外のスマートフォン最大手が生産を減少していますので、その分は減産になりました。しかし、自動車では構造上このような部品はますます必要となってきていますので、自動車用はたいへん伸びています。この東光が今年2016年の5月に株式交換によって、電子部品の国内最大手で世界的な企業の完全子会社となることになりました。ニッカウイスキーと同じように、東光も上場廃止となり、株が買えなくなります。東光の部品になじみがあって応援していた人は、今後は上場しているその電子部品会社に投資することになります。